前回の記事では、シンスプリントは範囲が広いため、シップを処方してもらってもすぐなくなると書きました。
しかし、何らかの事情でシンスプリントが慢性化してしまった場合、シップ薬も多く必要になり、出費がかさんでしまいます。
時間的なコストもかかる
出費と言えば、もちろん金銭面を意味しています。
しかし、いちいち病院に行って、待つ時間などを考えると「時間的なコスト」も結構かかります。
働いている人は病院に行けても、せいぜい土曜日か平日の夜に限られます。
しかし、大体その時間帯は、混んでいて待ち時間が長いのです。
やっぱり病院に行くのは面倒
何らかの事情でシンスプリントが慢性化してしまった場合、シップのためだけに病院に通うのは本当に面倒です。
しかし、前回の記事で説明したとおり、ドラッグストアで売っている市販薬を使うと、病院で処方されるシップよりはるかに高くついてしまいます。
ネットなら安く買えます
しかし、朗報です。
もしあなたが病院で「モーラステープ」を使っているのなら、同成分の安いシップ薬があります。
それが、「オムニードケトプロフェンパップ」です。
この主成分はモーラステープと同じ「ケトプロフェン」です。
注意点
しかし「オムニードケトプロフェンパップ 」には以下の注意点があります。
- テープ剤ではない
- 古くからあるシップ(パップ剤)である
- モーラスと同じく、「光過敏症」には注意が必要

昔からあるシップのことを「パップ」というらしいのです。
やはりパップ剤はテープ剤に比べはがれ易いのは事実です。
ですが今は百均で、「ネット包帯」が売っています。
寝る時にシップを貼る場合、ネット包帯を使うとまずシップが剥がれることはありません。

※ちなみに、ダイソーの場合、ふくらはぎ用のネット包帯はありません。
しかし、ひざ用が売っています。これで代用ができますのでご安心ください。
※光化過敏症には要注意
光線過敏症とは、シップを貼った場所が紫外線を浴びると、発疹、腫れ、かゆみ、水ぶくれなどの症状が表れる症状のことをいいます。
こちらのHPから引用すると
厚手の長袖や長ズボン、サポーターで覆うようにしたり、UVクリームなどを塗るなどして貼付部に紫外線が直接あたらないように注意をする。
誤解しやすいのは紫外線を浴びるときに貼っていなければ大丈夫だろうというのは間違いです。
剥がした後でも、「4週間程度」は皮膚に浸透した成分が残るので、同じような注意が必要です。 特に夏場など紫外線の強いときには要注意です。
といった対策が必要になります。
私は、今年の4月中ぐらいまでにはシンスプリントを治す予定です。
また、万が一、4月中に治らなければ、同メーカーのフェルビナクタイプに切り替える予定です。
フェルビナクのタイプもあります
実はこの「テイコクファルマケア」というメーカー、フェルビナクと同成分の「オムニードフェルビナク」という商品も取り扱っています。
こちらもかなり安いですね。
普段フェルビナクを使っている人は、こちらに切り替えるのもいいと思います。
ただし、これもパップ剤なのでネット包帯などで押さえる必要はあります。
大判なのが良い
いずれにしても、私がこのメーカーの商品をおすすめする理由は2つあります。
- 値段が安い
- 大判サイズ(14cm×10cm)である
以上です。前回の記事でも書いたとおり、シンスプリントの疼痛範囲は結構広いので、大判タイプのシップでないとカバーしきれないのです。
※ちなみに、通常、市販されているシップは7cm×10cmです。
大判タイプが安く買えるとなると、どうしてもこのメーカーの商品に手が伸びてしまいます。
ヨドバシ.comでも扱っています
ちなみに、これまで紹介した商品は、ヨドバシ.comでも扱っています。
ただしヨドバシ.comの場合、取り寄せになる場合もありますのでご注意ください。
でも私は結構、ヨドバシ.comの方を使っています。
ロキソニンテープの市販薬は今のところ無い
しかし、このメーカーでさえ、「ロキソニンテープ」に代わる市販薬は今のところ売っていません。
多分、現時点では、ジェネリック薬品も販売されていないはずです。
やはり「ロキソニンテープ」が良いという人は、面倒でも病院で処方してもらうしかありません。
「ロキソニンテープ」のジェネリック(後発品)は発売されていました。ただし、まだ市販薬はないようです。ジェネリックであっても「ロキソニンテープ」を入手するには、医師の処方箋が必要です。お詫びして訂正いたします。