2016年5月の記事「激遅の楽天モバイル(旧APN・vdm.jp)を解約しなかった理由」では、去年10月頃から、急に激遅になった旧APN:vdm.jpも、ユーザー離れの影響か最近速度が回復してきたことを書きました。
またそれでもまだ通信速度が遅いため、本当は今すぐにでも楽天モバイルを解約したいが、MNP転出手数料3,000円(税抜き)がかかるため、それを相殺するキャンペーンを実施される時期まで、他社には転出しないつもりとも書きました。
ZenFone Goがau VoLTEに対応
直前まで私はASUS製のZenFone 5(A500KL)というSIMフリー端末を使用していました。ちなみにその前は、今はなきイー・モバイルでHuawei製のGL07Sという端末を使用していました。


はっきり言って、HuaweiよりもASUSの方が格段に使いやすいです。ASUS製品はほとんど不具合がありません。GL07Sは本当にたくさん不具合がありました。特に、バッテリーが70~80%から急に10~0%になる不具合には、本当に泣かされました。よくもあんな不良品を2年間使い続けたものだと思います。
PCメーカー製のスマホ
もちろんHuaweiも改良を重ねているのでしょうけど、もうHuawei製品は絶対ゴメンです。それに比べ、ZenFone 5 はバッテリーの持ちも良く、ほとんど不具合も発生しませんでした。さらにデフォルトの日本語入力がATOKだったり、プリインストールアプリもASUSの方が使いやすかったです。
Huawei華為技術 – Wikipediaはもとは単なる「通信機器」のメーカー。タブレットの製造はしているものの、PCの製造・販売実績はありません。一方ASUS – WikipediaはPCの製造販売もしています。ぜひ、両者のWikipediaリンクをご参照下さい。両者が今までに製造してきた製品の違いが分かります。
製品・ハードウェアの信頼性、優れたインターフェイス。特別な事情がない限り私はZenFoneシリーズを使い続けるつもりです。
ドコモ系SIMにしか対応していなかった
しかし、ZenFoneシリーズはつい最近までドコモ系SIMにしか対応していませんでした。ですから、ZenFoneを使い続けるなら、ドコモ系の格安SIMの会社と契約するしかありませんでした。
とはいえドコモ系の格安SIMで、安定した通信速度を出しているは、FREETELかNifMoの2社ぐらい。他社は申し訳ないけど全部団子。安かろう悪かろう、そして遅かろう。
FREETELは、通信速度が速いようですが、まだまだ新興企業。信頼性にまだ不安がありました。一方NifMoの通信品質は他のドコモ系SIMよりは確かにマシ。もちろん遅くはないが決して高速でもないという印象。わざわざ契約し直すほどの魅力は感じませんでした。
格安SIMは安かろう悪かろう
このようにドコモ系格安SIMに魅力的なものがなかったので、様子見も兼ねて、仕方なく激遅の楽天モバイルを使い続けていました。
格安SIMに乗り換えて2年目。断言できます。格安SIMは本当に「安かろう悪かろう」です。この記事を書いた時点では、以下4社ぐらいしかストレスなく使える格安SIMは無いのが実情だと思います。※当ブログではY!mobileは絶対に格安SIMに含めません。
- UQ mobile
- mineo(au系)
- FREETEL
- NifMo
中でもUQ mobileは、格安SIMの草創期から常に通信速度は上位で安定しています。auのサブブランド的な存在で、信頼性もあります。ですから将来的にはZenFoneシリーズでもUQ mobileが使えれば良いなとずっと願っていました。
しかし、今年の8月衝撃手なニュースが飛び込んできました。
KDDI公認:ASUSの「ZenFone Go」がソフトウェア更新で「au VoLTE」に対応【追記あり】 – ITmedia Mobile
なんと、ZeonFoneシリーズでようやくUQ mobileが使えるようになったのです。
スマホも2年で機種変?
これで、次のMVNOはUQ mobileに決定。すぐにでもMNP転出しても良かったのですが、以下の点が気になって、すぐにはUQ mobileには移行しませんでした。
- UQ mobileでお得なキャンペーンを行っていなかった
- 機種変は2年でという固定観念があった
UQ mobileはあまり、キャンペーンをやらないような気がします。それでも、さすがに新年度の3~4月ぐらいにはキャンペーンをやるだろうと思い、それまで一旦それまで待つことにしました。
また、ガラケー時代から機種変は2年間という固定観念もありました。1年と3ヶ月しか使っていないZenFone 5。不具合も少なくバッテリーの持ちも良い。ここで機種変したら勿体無いとも思い、8月でのUQ mobileへの転出は断念しました。
突然のvdm.jp廃止
8月でのUQ mobileへの移行を断念した矢先の9月6日。怨敵の楽天モバイルから突然メールが届きました。
参照:楽天モバイル: ネットワーク環境変更に伴うAPN設定変更のお願い
怒髪天を衝くとはこのこと。
- せっかく速度が復調してきたvdm.jpが、楽天モバイルの都合で強制廃止
- 速度復調するまで、どれだけストレスを感じてきたか
- しかも、強制変更先のAPNがrmobile.coという激遅APN
どれだけ既存ユーザーを小馬鹿にし、ぞんざいに扱うんだと腹わたが煮えくり返りました。
楽天モバイルは嘘だらけ・改ざんも当たり前
さらに奴らは平気で嘘を付くから余計に腹が立つのです。
「より良い通信データを提供するため」。知名度のある会社がよくもこんな嘘を平気で言えるもんだと本当に呆れます。

vdm.jpユーザーが強制移行させられるrmobile.coは上図で言えば、楽天モバイル(新新)。下り0.11Mbps。どこが「より良い通信データを提供するため」なんですか??楽天モバイル様。
「より良い通信データを提供するため」なんて子供だましが通用するとでも思っているんでしょうか?だとしたら楽天モバイルは大バカ者です。
スピードテストブーストも行っている
このように激遅で全く使い物にならない楽天モバイルですが、「MVNO格安SIMの速度比較 10月 IIJmio/mineo/楽天モバイル/FREETEL/OCN/BIGLOBE/DMM/UQ mobile他 | 格安スマホ回線研究所」の「個別のMVNO格安SIMに対する評価と過去の速度状況について」の「楽天モバイル」の所の「※追記」によると、楽天モバイルもスピードテストブーストを行っているようです。もう詐欺集団ですね。しかしスピードテストブーストをしていても、他社より劣るスピードしか出せない。絶対に契約してはならないインチキ会社です。
サポセンは永遠につながらない
楽天モバイルは、更にもう1つ嘘を付いています。
これも嘘です。例えば私が1月に問い合わせた簡単な内容のメール。まだ返信がありません。サポセンの電話が15~30分でつながるなんて大嘘です。特に解約系の問い合わせは、全くつながりません。休日は多分2時間ぐらいは覚悟しておいたほうが良いでしょう。仕方ないので解約についての簡単なメール問い合わせを9月22日にしたのですが、これも全く音沙汰なし。
私も色々な会社のサービスを利用してきました。現時点で史上最悪の会社です。もうこれ以上、最低な会社に巡り合うことは多分ないでしょう。
- サービス内容(通信品質)が劣悪
- 既存利用者へのサポートが大変おざなり
- スピードテストブーストなどの改ざん、見え透いた嘘を平気で行う
- その上で猛烈に新規顧客獲得を行う
近いうちに行政指導が入るかも知れません。いやぜひ行政指導をしてほしいですね。「楽天」というブランドを冠した悪徳会社です。
絶対にrmobile.coに移行してはならない
このような累積的な不満・ストレスがあったためvdm.jp廃止のメールをもらった時点で、怒りが頂点に達し、すぐにUQ mobileに移転することに決めました。
でもその前に、楽天モバイル様が仰る通り、vdm.jp → rmobile.coにAPN変更すれば「より快適に」なるか試してみました。つまり、一旦APN変更してみたのです。
結果は、これも嘘。rmobile.coに変更した時点で、すぐ体感で遅くなったのがわかりました。体感だけでは、具体性が無いので、スピードテストをしようとしましたが、rmobile.coでは12時台、スピードテストさえできない悲惨な状態でした。大嘘つきですね。
門外漢なので具体的なことは一切分かりません。しかし虚偽によって損害を与えているのですから、何らかの法に触れるのじゃないかと一般常識では思います。いずれにしても真っ黒な会社です。
vdm.jpユーザーの皆様へ
ここが一番重要な点です。このようにお試しでも一度vdm.jp → rmobile.coにAPN変更すると、翌日からはvdm.jpに一切戻れなくなります。ですから、vdm.jpユーザーは絶対にrmobile.coに変更してはいけません。rmobile.coの速度は感覚としては、vdm.jpで言うところの去年の10~11月ぐらいの激遅状態と同じぐらいの速度です。
vdm.jpユーザーはさっさとクズ会社、楽天モバイルを解約しましょう。それが賢明です。
MNP転出手数料を相殺する3つの方法
しかし、せっかく速度が復調してきたAPNが強制廃止され、解約する。それなのにMNP転出手数料3,000円は請求される。やはり腹が立って仕方がありません。この件は楽天モバイルにも、総務省にも苦情を出しました。しかし、全く相手にされませんでした。
本当にバカにされた思いでしたが、敢えて頭を冷やしました。たかだか3,000円のために、戦い続けるよりは3,000円を相殺する工夫をした方が良いと思い、以下の3つの方法を実践しました。効果絶大でした。
- Androidは1年で機種変。旧端末は下取りに。
- ヤフオク!で新端末を調達する
- ポイントサイト経由で申し込む
方法1. Androidは1年で機種変
次の格安SIMはUQ mobileと決まっていました。しかし、当時使っていたZenFone 5 はドコモ系SIMにしか対応していません。つまり、UQ mobileに移転するにはZenFone Goに機種変しなければならなかったのです。
ZenFone 5 に機種変してたった1年4ヶ月。まだまだ現役の端末。これを手放すのは勿体無いと思ったのと同時に、もしかしたら、そんなに古くないから中古で売れるのではと思い「ソフマップなら高額買取!日本全国どこからでもネットでかんたん宅配買取!パソコン・デジカメ・ゲームソフトなど、買取・下取致します!」で調べてみました。
2016年10月時点では、現金での買取上限が7,000円に下がりました。
しかし私が実際端末を売った先月は、買取上限は8,000円でした。結構高く売れるんだなと感心しながら、まあ上限での買取は無理だろうと思いソフマップに行きました。待つこと30分。
結果、満額で買取に成功。
普通に使っていて、箱も含めて付属品が揃っていれば、意外と満額で買い取ってくれるんだなと感心しました。これでMNP転出手数料3000円なんて軽く相殺です。
Androidはすぐ売れなくなる
あまりにも好結果でテンション上がってしまったせいか、人見知りの私も、思わず店員さんに以下の質問をしてみました。
店員さんの回答はこうでした。
大変貴重な情報を入手しました。
私たちは大手キャリアの2年縛りの影響で「機種変も2年」という固定観念を植え付けられているのかもしれません。もし、今回仮に2年経ってから、ZenFone 5 → 次の端末に機種変した場合、ZenFone 5 は買取不可、0円。つまり、次の端末を買うための下取り金がなくなる事になります。これは大損ですね。
Androidユーザーは1年サイクルぐらいで端末を売却し、それを下取り金として新たな端末に変更するのが、最もお得だと思います。常に新しい端末を使い続けることもできますし。とてもいい勉強になりました。店員さんには色々聞いて見るものです。
方法2. ヤフオク!を利用する
さて、今度は新しい端末を安く買う方法です。とは言っても、どのネットショップを調べても値段は横並び。20,000万台前半ぐらいです。
もちろん格安端末なので、20,000円台前半でも十分安いのですが、今回は、親のかたき楽天モバイルの都合で、急に解約・機種変させられたようなもの。それを思うと、新しい端末も少しでも安く買わないと気が済まなかったのです。そこで、ヨドバシ、Amazon、価格.comなど十分比較した上で、ノーマルな方法じゃダメだと思い、試しにヤフオク! で検索してみました。
ありました。しかも結構たくさん。それも「新品未開封品」が。結局は私は16,980円で「新品未開封品」を購入することができました。一般のネット通販よりも約3,000円の節約です。現在のところ、この端末のヤフオク!での相場は17,000円台ぐらいです。それより安い物もありますが、全部中古品です。中古品には絶対手は出さないほうが良いでしょう。
結局ヤフオク!で買ったZenFone Go 全く問題なく使えています。ヤフオク!、何らかの事情があって安いんでしょうけど、端末入手の穴場でした。
方法3. ポイントサイトを利用する
- 方法1. Androidは1年で機種変
- 方法2. ヤフオク!で安く端末を購入
この2つでかなり節約ができます。その上で、UQ mobileが乗り換えキャンペーンをやっていれば、相当節約できたでしょう。しかし、UQ mobileはキャンペーンをやっていませんでした。
それでも諦めませんでした。本家のサイトでキャンペーンをやってなくても、多分ポイントサイト経由なら、そこのポイントは獲得出来るのではと思い調べました。
予想は当たっていました。

私は普段モッピーを使っているのですが、モッピー経由で新規契約をするとポイントが獲得できたのです。本家サイトでキャンペーンをやっていなくても、諦めてはいけません。諦めたら終わりです。※ちなみにモッピーでは、ヤフオク!落札・出品の両方でもポイントが付きます。※2016年10月10日時点
その他の節約方法 G-Callなどを利用
ほとんどの格安SIMでは、音声通話料は20円/30秒です。割高です。UQ mobileでもそうです。確かに今や無料通話アプリが浸透してきました。しかし、それでも音声通話料も節約したいポイントです。対策はあります。中継電話サービスを使うことです。
代表的な中継電話サービスは以下の2つです。
- 楽天でんわ 10円/30秒(税別)
- G-Call 10円/30秒(税込)
楽天モバイルを使っていたときは、楽天でんわを使っていました。音質などのサービス自体には何の問題も無かったですし、通話アプリも使いやすかったです。しかし、今回のvdm.jp強制廃止の件で、はっきり言って楽天グループが大嫌いになりました。
ですので、今はG-Callを使っています。詳しく見てみると、G-Callの方が税込みなので少し安いです。別に音質も問題ありません。ただし純正アプリは使えたもんではないですけど。
スマート留守電で節約
大体の格安SIMでは、留守番電話サービスは有料オプションです。楽天モバイルの時もそうでしたし、UQ mobileでもそうです。
UQ mobileの場合は「電話基本パック」の中に留守電サービスが入っています。380円/月と他社より高め。正直、三者通話なんて全く要らないからもう50円程安くしてほしいですね。
そこで留守電なんて機能。それほど超難解な技術じゃないから、アプリでも代用できるのはと思いました。実際にありました。「スマート留守電」。
しかも留守電メッセージが文字として残るという画期的な代物。月額も310円と安く、UQ mobileのオプションより70円節約になりました。
初めてGooglePlayで買い物をしました。
※有料アプリです。ちゃんと試用をしてから課金しましょう。利用できない通信事業者もあるようです。
以上の節約方法がこの記事で最もお伝えしたかったことです。
楽天モバイルは本当にお得なのか?
次に楽天モバイルを含めた格安SIMの賢い選び方についても書いてみたいと思います。
「格安SIM、最も利用されているのは? | マイナビニュース」によると、音声通話プランで利用されている格安SIMのシェアは、なんと憎き激遅の楽天モバイルが1位だそうです。信じられません。
これは恐らく、「楽天でんわ 5分かけ放題オプション」が多くの支持を得ているからだと思います。
「5分かけ放題オプション」を付けない楽天でんわ単体サービスも、普通に使える優良中継電話サービスです。音質も全然悪くありません。恐らくこうした点が評価されてシェア1位になったと私は考えます。もちろん他にも「楽天」というブランドや、楽天グループとしての総合的なサービスに魅力を感じた人もいるかもしれません。

確かに、音声通話という点では楽天モバイルは他の格安SIMを圧倒しています。しかし繰り返しになりますが、データ通信の品質は格安SIMの中で最下位だと言っていいでしょう。その点からすると、恐らく、契約してから後悔しているユーザー数もNO.1だと思います。
Y!mobileの方が絶対にオススメ
私は、音声通話を安くを抑えたいなら、少し高くなりますがY!mobileの方をお勧めします。他のサイトではY!mobileを格安SIMの仲間に入れられている事が多いのですが、Y!mobileは割高SIMです。
1,980円とか2,980円とか謳っているプランはデータ容量はたった1GBです。こんな容量は使い物になりません。では実際に使い物になるであろう3GBの料金を比べてみましょう。

- Y!mobileは3,980円、税込みだと4,298円。
- 楽天モバイルだと1,600円+留守電サービス300円=1,900円、税込みで2,052円。
楽天モバイルだけでなく、ほとんど格安SIMは通話型SIM・3GBで2,000円前後です。それに比べ、Y!mobileはほぼ2倍の4,298円です。どこが格安SIM何でしょうか?
それにほとんどの格安SIMが自前の通信回線設備を持たないMVNOなのに対し、Y!mobileは単なるソフトバンクのサブブランド。つまり中身はソフトバンク。決してMVNOではなくいわゆるキャリアなのです。この点からしても格安SIMに含めるのはおかしな話なのです。
ですから、当然他の格安SIMに比べて、通信速度、音声品質ともに圧倒的に優れているのです。
そんなに値段差はない
格安ではないとは言え、Y!mobileは無料通話分が含まれています。そのことを踏まえ、楽天モバイルの「5分かけ放題オプション」を追加した場合と値段を比べてみます。
- 楽天モバイル:1,600円+留守電サービス300円+5分かけ放題オプション850円=2,750円、税込みで2,970円。
- Y!mobile:3,980円、税込みだと4,298円。
税込み金額の差は1,328円。少しだけ差が縮まりましたが、やはり料金的には楽天モバイルの方が有利です。しかし、楽天モバイルはデータ通信の品質が激しく悪いです。絶対後悔します。平日の12時台と17時台は、全然つながりません。

そのことを考えると、音声通話、データ通信が両方とも良質なY!mobileを選んだ方が賢明だと思います。1,328円の差とネットが全然つながらないストレスを比べたら、1,328円なんて全然安いです。
あとY!mobileはとにかく頻繁にキャンペーンをやっているので、それをうまく利用すれば、1,328円なんて軽く相殺出来ると思います。
新規契約・MNPで申し込みなら12ヶ月間だけですけど、基本料金が-1,000円になるキャンペーンなんかもやっています(ただし2年縛り有)。これが適用できたら、1,328円の差なんて無いのも同然。
■参考:キャンペーン・おすすめ情報|Y!mobile(ワイモバイル)
何で格安SIMは遅いのか
さて、楽天モバイルに代表される格安SIMはなぜデータ速度が遅いのでしょうか?

それは彼らがMVNOだからです。ドコモ、auなどのキャリアから通信網を借りている仮想の通信事業者なのだからです。借りる通信網が、本家キャリアの通信網を上回るべくもありません。そんな貧弱な通信網に対して利用者が次々と増加するのですから、どんどん速度低下するのは当たり前。上の図を見れば、素人の私でも直感的に理解できます。
通信網の貧弱さと増えてくる利用者数を考えると、大体の格安SIMは6ヶ月程度で激遅状態に陥るのです。
最低利用期間が半年の会社を選ぶ
格安SIMの最低利用期間は、2年縛りのように長くはありません。しかし、上記で説明したことを考えると、最低利用期間6ヶ月を超える格安SIMとの契約は控えた方が賢明です。後半の半年を激遅状態でひたすら耐えるか、彼らの思惑通り、解約違約金を支払わされるかのどちらかです。楽天モバイルの最低利用期間も12ヶ月。
楽天モバイルも違約金ビジネスで潤っているのではないでしょうか?

※mineoとFREETELは最低利用期間「なし」となっていますが、12ヶ月以内にMNP転出すると、高額な手数料が発生します。
■参考:「格安SIMで最低利用期間なし・解約金なしのMVNOまとめ|音声含む」
上図を見るとやはり良心的なのはNifMoだと私は考えます。楽天モバイルよりはずっと通信速度は速いし、最低利用期間も6ヶ月。ただしNifMoでんわはIP電話なので、楽天でんわよりは通信品質は劣ります。
そうなるとやはり総合的に考えると、キャンペーンを利用してY!mobileと契約するのが、データ・通話の品質を落とさず携帯代を抑えたい人にとってはベストな選択だと思います。
もちろん、Y!mobileもモッピーなどのポイントサイト経由で申し込みすることはお忘れなく。

泣き寝入りしてはいけない
しかし、何で嘘つきで激遅、サポートも不十分な楽天モバイルが通話付きMVNOでシェアNO.1なのでしょうか?
それは我々「楽天モバイル被害者」が大人しすぎるからだと思います。twitterではよく楽天モバイルに対しての苦情が多く見られます。しかし、ブログなどでは、あまり見かけません。
確かにtwitterに比べれば、ブログは面倒です。でも、我々「楽天モバイル被害者」が積極的に声を挙げないと、被害者が増えるだけです。絶対に泣き寝入りはしてはいけません。次の被害者を増やさないためにも。お互いに頑張って、楽天モバイルの実態を暴いていきましょう。
楽天はオワコン
さて、今回の楽天モバイルによる一連の強制APN廃止の件で、「楽天」に対しての信頼は全く無くなりました。楽天モバイル以外にも楽天カードや楽天市場も利用していましたが、両方共辞めます。
というより楽天市場自体、ここ数年ほとんど使っていません。
- 全体的に高い
- サイトが見づらい
- 検索結果がわかりづらい、検索しにくい
- 在庫が本当にあるのかどうかわかりにくい
- ショップによって対応がバラバラ
ダメダメですね。
楽天カードは確かにザクザクポイントがたまります。しかし、楽天edyを利用しなければ、使えるサービスは楽天グループのみに限られます。しかし肝心の楽天市場を全く使わなくなった私にとって、楽天ポイントは使い道が無し。
ということで、楽天カードは解約しYahoo! Japanカードに切り替えることにしました。もちろんモッピー経由で申し込みました。

楽天ポイントではなく、Tポイントの方を貯めるようにしたのです。今は楽天市場ではなく、ヨドバシ.com、Amazon、Yahoo!ショッピングを利用しています。
楽天さん公用語を英語にする前に、やることがたくさんあったんじゃないですか?楽天モバイルからMNP転出する際、驚きました。
「他社のほうが通信速度が早そうだから」
「早い」と「速い」の使い分けもできない会社。もう楽天はオワコンですね。
確かに最近「楽天」に関しては、暗いニュースしか耳にしません。
- 楽天的でいられない 楽天の焦燥 : 深読みチャンネル : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 1/3
- 「楽天アプリ市場」終了へ サービス開始からわずか1年 : J-CASTニュース
- 楽天、オークションとDVDレンタルサービスを終了へ -INTERNET Watch
- 楽天が急減速 英語公用語失敗 海外事業赤字で撤退
業務を多角化をしすぎて、個々のサービスのレベルが低下してしまったのではないでしょうか?
本当に今の楽天は落点です。中でも楽天モバイルは、グループ最悪のサービスと言っても良いのではないでしょうか。