英語版のサイトを公開。一人暮らしのうつ病、精神障害者への支援が本格スタート

愛ある募金支援

2020年8月7日、「一人暮らしの精神障害者こそ障害年金が必要。オンライン決済を使った募金を開始。ご支援をお願いいたします」を公開。それと同時に、オンライン募金・寄付フォームも公開しました。 実は構想の初期からサイトの英語化(一部のみ)、国際化の準備を行っていました。当初から日本国内での募金・寄付は困難と判断し、活動を始めていたのです。 日本には寄付文化がない 日本人は寄付しません。このことを私は実体験を通じて把握しています。 2010年4月に「資金決済法」が施行されるまでの約4年間、私は「Pa […]

一人暮らしの精神障害者こそ障害年金が必要。オンライン決済を使った募金を開始。ご支援をお願いいたします

hopeless-depression

一人暮らしの精神障害者は「公的支援」無しでは社会復帰がしづらいのです。 これは2016年9月以降、精神障害者「だけ」障害年金の受給が著しく困難に、苦しみは無慈悲に点数化され、そのうめき声はどこへも届かなくなったの中で書いた心からの叫び。 この記事からほぼ3年が経ち、コロナ大恐慌に襲われた今、「独り身の精神障害者は障害年金(公的支援)がないと本当に生きていけない」と改めて痛感。 家賃も払わないといけない、水道光熱費も払わないといけない。社会保険料も課せられる。現金には羽が生え、容赦なく逃げ去ってい […]

他所(管轄外)の精神障害者雇用トータルサポーターも利用できた話。セカンドオピニオン制を強く推奨

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2016年10月、突如うつ病が再燃。そして退職。 発症は2010年。6年間きちんと通院、服薬をしていても急にぶり返す。 「もう、健常者として仕事や生活するのは無理だ…」。そう痛感しました。 障害者として生きる 障害者として生きる。抵抗はありました。悩みました。しかし、最終的には精神障害者保健福祉手帳を取得。そして「障害者雇用」を活用し、正式な障害者として社会復帰をしようとしたのです。 とはいえ障害者枠での就職活動は初の事。何から始めたら良いのかさえ分からず。焦りと不安ばかり。もうそんな状況に居る […]

2016年9月以降、精神障害者「だけ」障害年金の受給が著しく困難に、苦しみは無慈悲に点数化され、そのうめき声はどこへも届かなくなった

精神障害者としての自覚

2016年11月。うつ病が再燃し、やむなく退職へ。今回は重篤な「睡眠障害」に悩まされました。例えば23時に就寝して、24時台に起きるなどの「超」短時間睡眠のため、深刻な睡眠不足になっていました。当然遅刻や欠勤は多くなり、最後は出社さえ出来ない状態になってしまったのです。 障害者としての自覚 そもそも私のうつ病が発症したのは2010年の4月。しかし、すぐに心療内科に駆け込んだため、重症化はしませんでした。 また私のうつ病は、精神症状(抑うつ、意欲、思考低下など)はほとんど表に出ない「仮面うつ病」で […]

電通の過労自殺に隠れた仮面うつ病問題、ブラック企業からは緊急退避 若者の自殺問題、就活自殺、過労自殺 Part4

高橋まつり

2016年5月末から書き始めたこの「若者の自殺問題、就活自殺、過労自殺」シリーズ。7月頃から筆者自身のうつ病悪化のため大幅にスケジュールが遅れました。闘病をしている間に2016年10月に。そこで電通の新入社員の過労自殺のニュースが飛び込んできました。 彼女は仮面うつ病 彼女のSNSの書き込みを拝見しましたが、彼女はうつ病による自殺の典型的ケースでした。 ご遺族・関係者の方々には大変申し訳ありませんが、うつ病と自殺の強い相関関係についてぜひ皆様にご理解を深めて頂きたいがために、彼女のSNSを敢えて […]

就活失敗、その後待ち受ける孤独 勝ち組と比較せず公務員試験へ 若者の自殺問題、就活自殺、過労自殺 Part3

aho

前回の記事では、日本の新卒一括採用の選考基準は、グローバル・スタンダードの実力・能力主義とはかけ離れていることを示しました。 実情は、いわゆる「人間力採用」と呼ばれる「ガラパゴス」で「非人道的」な基準であることも示しました。 特に以下の項目は学生の性格、生得的な資質、育ってきた環境等に大きく依存すると考えられます。そのため、就活という短期間では、最大限の努力を図っても企業が求めるヒューマンに生まれ変わることは無理と言えます。 1位「人柄の良さ」54.7% 3位「空気を読む力」43.8% 6位「質 […]

ブラック企業暗躍の原因分析、新卒一括採用の選考基準は非人道的 若者の自殺問題、就活自殺、過労自殺 Part2

青年自殺

前回の記事では、今や日本の若者の自殺率は、旧共産圏を除いた先進国の中では今や世界最悪である事を紹介しました。 ブラック企業の蔓延 新卒至上主義における「非人道的」でアブノーマルな選考基準 今回は実際にブラック企業に勤め、地獄の歳月の間、このまぶたの裏に焼き付けてきた事実や光景をもとに、若者を自殺に誘い込む上記2つの社会要因ついて考察してみます。 おさらい、若者を自殺に追い込む社会要因 その前に前回のおさらいをします。日本の若者の自殺率の高さには、以下のような社会要因が関係すると私は指摘しました。 […]

若者の自殺問題、就活自殺、過労自殺 Part1 ーその現状、自殺した若者達への哀悼

自殺者数の推移

お詫び。この記事のPart1~3までを書き始めたのは2016年5月末。しかし、7月から筆者のうつ病の調子が悪くなり、記事のアップが大幅に遅れてしまいました。なおこのシリーズはPart4で完結予定ですが、予定は未定です。 集中力、気力、思考能力が低下した状態で書いた記事です。何卒、乱筆乱文お許しください。 自殺者、4年連続3万人下回る これは2016年5月末時点のニュースのタイトルです。【図解・社会】自殺者数の推移:時事ドットコム 確かに自殺者の総数が減少していることは、良い傾向であると言えます。 […]

うつ病で中年フリーターの私が自殺しない理由 命さえあればやり直せるはもう嘘かもしれない 最終部

閉ざされた門のイメージ

前回の記事「若者よ地方公務員を目指せ! 命さえあればやり直せるはもう嘘かもしれない第2部」では、若年フリーターでさえ、即戦力主義の壁に跳ね返され、正社員にはなれず、一生非正規で生涯を終えるとを指摘しました。 ただし、職歴、スキルなどで門前払いされない「試験」であれば、非正規地獄から抜け出す可能性はあると説明しました。中でも地方公務員(大卒程度)に受かれば、その後は地獄どころか天国に登りつめることができるとも書きました。 ところが、地方公務員(大卒程度)には大体「21歳~29歳」まで年齢制限がある […]

若者よ地方公務員を目指せ! 命さえあればやり直せるはもう嘘かもしれない第2部

年齢階級別非正規の内訳

前回の記事(「命さえあればやり直せるはもう嘘かもしれない」の第1部)では、今や非正規雇用でさえも、スキルや経験年数が問われる「即戦力主義」が浸透していると説明しました。 言い換えれば、【未経験OK】なんて求人は、今はもうどこにも無いということです。 あったとしても、それは高確率でブラック企業です。 未経験で民間企業に就職する唯一の方法は、新卒で新規採用される場合のみです。 おかしな社会です。 現実がそうであるため、新卒や第二新卒で、非正規になってしまった人たちは正社員への道はおろか、一生非正規で […]

未だ正社員の有効求人倍率は1倍未満 命さえあればやり直せるはもう嘘かもしれない

有効求人倍率の推移

有効求人倍率、1倍台回復 6年1カ月ぶり この見出しは2013年(平成25年)12月27日の日本経済新聞の見出しを引用したものです。 このことは多数のメディアで取り上げられたので、現在の日本の有効求人倍率は1倍を超えていることは、おそらくほとんどの方はご存知のことだと思います。 しかし、この記事では、有効求人倍率を上昇させているのは、大半は非正規だと指摘しています。現に当時の正社員の有効求人倍率は0.63倍と、1倍未満でした。 以下記事の原文 厚生労働省が27日発表した11月の有効求人倍率(季節 […]