シンスプリントのストレッチ

シンスプリントの原因

諸説ありますが、シンスプリントの原因は「オーバーユース」によって硬くなったふくらはぎの筋肉群(ヒラメ筋後脛骨筋など)にあるようです。

横浜で整体なら痛み・シビレ専門の整体院ファインさんのサイトなどから引用すると、

ランニングやジャンプの過剰な繰り返しや、つま先立ちを持続することにより、ヒラメ筋や後脛骨筋などのふくらはぎの筋肉は収縮し、骨膜は引っ張られ続けます。そうすると骨膜に炎症(骨膜炎)が起こって痛みが出ます。これがシンスプリントになる原因です。

改めてカンタンに説明すると、「シンスプリントの原因は硬くなった筋肉」なのです。

ストレッチングには賛否両論あるようです

原因が「硬くなった筋肉」にあるのなら、ストレッチによって硬くなったヒラメ筋や後脛骨筋を柔軟にすることが有効だと考えられます。

ただしこれには、

問題となっている筋肉を伸ばすことで筋肉の付着部が引っ張られ炎症を助長するのでは・・・

との疑問もあるようです。

シンスプリントとは(原因・予防・治療)まとめより

シンスプリントにストレッチは有効

しかしながら私の経験から言えば、ストレッチは抜群に効果的でした。
大げさな言い方かもしれませんが、発症期に比べ痛みが半減したような感じさえしました。

正しいストレッチ方

しかしいざ、正しいストレッチ方を探してみると、色々情報が錯綜していてとても困惑しました。

本来であれば、整形外科で正しいストレッチ方を教えてくれれば良いのですが、なかなかそのような優良な整形外科はありません。

ヒラメ筋や後脛骨筋は深層の筋肉

さらに厄介なことに、問題となっているヒラメ筋や後脛骨筋などは、より深層ある筋肉群です。ですので一般的な「ふくらはぎのストレッチ」では、なかなかストレッチが効きにくいのです。

おすすめのストレッチ方

そこで、私が実践して効果的だったストレッチは以下の動画で紹介されています。

前半で紹介されているストレッチ方は、多分痛くて出来ない方も多いと思います。
しかし後半で紹介されているストレッチだけでも、実践してみる価値はあると思います。

ストレッチの参考本

動画だけでは不安という方は、以下の本にも「シンスプリント」のストレッチ方がまとめられています。ただし、掲載されているのは2、3ページ位なので、あまり期待はしないでください。

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偶然かもしれませんが、この本で一番効果的なストレッチとして紹介されているのが、動画の前半部分で紹介された方法でした。

やっぱり、ヒラメ筋などの深層の筋肉を柔軟にすることは、シンスプリントの治療には有効的だと、個人的には思います。

なお、この本については、シンスプリントのストレッチを知る目的よりは、全身(脚だけでなく肩こりなど)のストレッチ方を、分かりやすく説明した本だと言えます。

ストレッチの方法を一通り復習したい方にはおすすめです。

ストレッチを教えてくれる病院もある

ストレッチ方を教えてくれる整形外科は少ないと、以前書きました。
しかし私は北浦和の名医加藤整形外科に通い、ストレッチ方を教えてもらいました。

現在は、そちらで教わったストレッチを行っています。
いずれにしても、ストレッチは治療にも再発防止にも有効だと個人的には思います。

注意点

最後にストレッチの注意点を書きたいと思います。
ストレッチは以下の症状があるときは控えましょう。

  • 発熱していたり、強い痛みがある部位(筋肉)がある
  • お酒を飲んだ後である
  • 食後30分以内である
  • 血圧の大きな変動がある

以上「いちばんよくわかるストレッチの教科書」より引用。

基本中の基本ですが、痛みが出るようなら、そのストレッチは中止したほうがいいと思います。

皆様も良い指導者に出会い、的確なストレッチを教えてもらい、一日でも早く、シンスプリントから卒業できるようお祈りしております。

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