私は2015年9月のシルバーウィークにシンスプリントを患いました。
そうです、昨年のシルバーウィークは5連休だったのです。
私は、5日間ずっとランニングをしていました。
この走り込みが、シンスプリントの原因だと思っていました。
確かに、5日間の走り込みは「オーバーユース」につながります。
しかし、原因はそれ以外にもあったのです。
そのことに気づくのに少し時間がかかってしまいました。
急激な体重増加
以下の図をご覧ください。

なんと2012年から「3年で約20kg」も体重が増加していたのです。
私のシンスプリントの原因は、急激な体重増加に気づかずに、ハードなランニングを続けていたことにあります。
これが結局オーバーユースにつながってしまったのです。
抗うつ薬による体重増加
私は、体重が増える前からランニングをしていました。
もちろん、体重増加中もランニングを続けていました。
むしろ、体重が増えてからは、走る頻度を増やし、痩せようとしていました。
それでも体重は増加の一途をたどっていったのです。
ではなぜ、ランニングを続けていたのに、体重が激増したのでしょうか?
思い当たるのは、抗うつ薬を変えたことです。
パキシルは人によっては太る
ちょうど体重が増え始めた頃、私は病院を変更しました。
その時、抗うつ薬もジェイゾロフト→パキシルに変更しました。
体重が増えたのはその頃からです。
薬で太ったら何をやっても痩せない
痩せるためなら何でもやってきました。
- ランニング量の増加
- 筋トレ量の増加
- ダイエットサプリ、薬を試す
- 食生活の見直し
- 規則正しい生活へ
しかし、一度薬で太ると何をやっても効果でませんでした。
パキシルで太る理由
パキシルで太る理由については詳しくはこちらをご参照ください。
ただ簡単に言うと、以下の作用が影響するようです。
- 代謝抑制作用
- 抗ヒスタミン作用
個人の感覚で言うと、明らかに代謝能力が落ちてる感じがしました。
一度、薬で基礎代謝系に悪さが及ぶと、何をやっても痩せません。
これは本当に重大なことです。
薬について医師とよく相談しましょう
繰り返しますが、抗うつ薬が原因で太ったら、どんなことをしても痩せません。
薬を変えるしかありません。
もしあなたが中年期に差し掛かっていたら、
確かにいわゆる「中年太り」や「メタボ」と勘違いしやすいです。
しかしそれが薬のせいだったら、一大事です。
疑わしかったら積極的に医師に相談しましょう。
私はそれをしなかったから、シンスプリントになったのです。
特にスポーツマンは気をつけましょう
日頃から運動を続けている人やスポーツマンで、うつ病を患っている人は特に気を付けて下さい。
スポーツマンにとって、急激な体重増加は、あらゆる「スポーツ障害」につながります。
私の場合は、それがシンスプリントだったのです。
シンスプリントとうつ病
一見関係がないように見えますが、意外なところで接点があったのです。