以前の記事では、ソルボはシンスプリントの痛みを軽減し、治療も早める効果も予想できると書きました。
しかし、ソルボは、種類が多くありすぎて、何を買ったらいいか分かりにくいというデメリットも指摘しました。
特にデイリー(普段靴)・ウォーキングシューズの場合、少なくとも選択肢は4つあり、どれを選んで良いのかがいまいちよく分かりません。
DSISソルボメディ フルインソールタイプ
足のトラブルの対策に。 医療分野で高い評価
足、膝、腰の痛みなどのトラブルに、医療分野で高い評価をうけ、信頼を得ているフルインソールです。全面に衝撃吸収素材「ソルボ」を使い、3つのアーチサポートが足指の機能を高め、足のトラブルを軽減するフルインソールです。
DSISソルボヘルシー フルインソールタイプ
足の機能を高めて、足のトラブルを軽減 ビジネス・ウォーキング・カジュアルシューズに
足裏の「3つのアーチ」をしっかりサポートすることで、足の動きを調節し、足指がしっかり使え、スムーズな歩行が出来るフルインソールタイプです。足にかかる圧力を分散することで、足のトラブルを軽減し、緩和します。
DSISソルボウォーキング
歩きやすく、足のトラブルを軽減する
健康維持のために人気のウォーキングには、シューズ選びが重要です。DSISソルボウォーキングは、シューズの中のインソールを取り替えるだけで、フィット感と安定性が高まり、足や膝・腰への負担を軽減するので、長時間楽にウォーキングをすることができます。また、クッション性と速乾性に優れたWラッセル構造でサラっとしていて快適な履き心地です。
DSISソルボウォーキングエア MEN’S
歩きやすさと快適性を、徹底的に追求しました
長時間のウォーキングでもずっと軽やかに歩きたい。そんなウォーキング愛好家の願いに応える『軽量』『通気性』『衝撃吸収』にこだわったウォーキング専用インソール。毎日欠かさずウォーキングをされる方におすすめします。
「DSISソルボウォーキング」は分厚すぎる
今回、私は「DSISソルボウォーキングエア MEN'S」以外は購入しました。その経験から言うと、最も買って後悔したのは、「DSISソルボウォーキング」です。

上がウォーキングつま先で厚さ5mm、下がヘルシー1.5mm
公式サイトやAmazonで触れらていませんが、このインソール(中敷)はとても分厚いのです。
ということで、「DSISソルボウォーキング」を装着すると、靴のサイズが一回り小さくなってしまいます。
今履いている靴のサイズに不満が無いのなら、4種類のうち、絶対に買ってはいけないのは「DSISソルボウォーキング」です。
「ソルボウォーキング」で蒸れ蒸れ地獄
このインソール(中敷)を履くと、普段の靴が大変窮屈になります。
そうすると、靴の中に隙間が全くなくなります。そうなれば、いくら表面が「速乾性に優れたWラッセル構造」であっても、靴の中が、蒸れ蒸れ状態となり大変不快になります。私の場合半日で、我慢の限界に至り、このインソール(中敷)を外したほどです。
そのくらいこのインソール(中敷)は分厚く蒸れるのです。
ですから、今履いている靴の「サイズ調整をしたい」と思っている人以外は「絶対に買ってはいけない製品」なのです。
ソルボメディか、ソルボヘルシーがおすすめ
ずばりソルボの衝撃吸収力、圧力分散性能を実感したければ、「DSIS ソルボメディフルインソールタイプ」か、「DSISソルボヘルシー フルインソールタイプ」のどちらかを選ぶべきです。
これらは、原口元気くんが通っていた接骨院ですすめられた商品でした。
[amazonjs asin="B00LO4T6VA" locale="JP" title="DSIS ソルボメディ フルインソールタイプ M(25.0~25.5cm) 1.グレー"]
[amazonjs asin="B002COI0V8" locale="JP" title="SORBO DSISソルボヘルシー フルインソールタイプ グレー M(25~25.5cm)"]
基本的にはDSISソルボメディがおすすめ
基本的には、「DSISソルボメディ フルインソールタイプ」の方が、クッション性、アーチサポート、圧力分散性能に優れているので、とても歩きやすくおすすめです。
両者とも厚さも普通のインソール(中敷)とほとんど変わりがないので、「ソルボウォーキング」のように靴が窮屈になり、蒸れることもありません。
ですから、基本的には「DSISソルボメディ フルインソールタイプ」の方がおすすめです。
シンスプリントの場合、個人差がある
私も最初は、「DSISソルボメディ フルインソールタイプ」を方をずっと使っていました。しかし、履き心地は最高なのに、なぜかシンスプリントの痛みが思ったほど、低減しませんでした。
素人推測で申し訳ないのですが、「DSISソルボメディ」の方は、クッション性が良すぎるために、着地時にかえって片脚に体重が乗ってしまう傾向があるように思いました。そのため、痛みが誘発されたのだと推測します。
そこで、「DSISソルボヘルシー」の方に変えてみました。そしたら、着地時の痛みが減り、とても楽になりました。
メディとヘルシーとの違いは僅差
両者の違いは、クッション性、アーチサポート力が「DSISソルボヘルシー」の方が若干劣るという点です。
ただしそれでも、「DSISソルボヘルシー」のクッション性は、他社のインソール(中敷)より高いのは事実です。
正直両者については、実際に履いてみて、どっちが合うか判断していただくしかないです。
ただし、基本的には、4種類の中で最初に買うべきなのは「DSISソルボメディ」です。
DSISソルボウォーキングエアは滑りやすい
今回は、「DSISウォーキングエア」は購入しませんでした。その理由は、4年前に購入したことがあるからです。その頃履いていたのは、ミズノLD40Ⅱでした。
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このインソール(中敷)は他の製品と違い、表面が「ヌバック調人工皮革」を使っています。多分これは「通気性」を重視した選択だと思います。
ただし、これは「DSISソルボランニングエア」とも共通するのですが、確かにサラサラとした感じはあります。しかし、他のインソール(中敷)よりも中で足が滑りやすい感じがします。
靴の中で足が無駄な動きをするとかえって疲れてしまいます。
靴本来の性能を引き出さない
またこれも「DSISソルボランニングエア」とも共通するのですが、エアシリーズは、ヒール部分が「ソルボセイン」で出来ています。「ソルボセイン」の衝撃吸収力はとてつもないものがあります。
しかし、そのためにインソール(中敷)だけで衝撃が吸収されてしまい、衝撃がアウトソールの「ミズノウェーブ」に伝わらず、適度な反発力を得ることが出来なくなってしまうというデメリットも感じました。
「ソルボウォーキングエア」装着前は、スイスイと前に進む感じでしたが、装着後は「ボソボソ、ベタベタ」とした感じがしリズムよく歩くことが出来なかった記憶があります。
そのために、今回は購入の対象外としました。
結論
色々長く書きましたが、デイリー(普段靴)・ウォーキングシューズでまず初めに購入すべきは、「DSIS ソルボメディ フルインソールタイプ」です。ただしシンスプリントの場合、クッション性が良過ぎるために、かえって着地時に片脚に体重が乗っかる可能性もあります。そのことで思ったほど効果がでないことも多少考えられます。
そういった場合、2番目に検討すべきは「DSISソルボヘルシー フルインソールタイプ」です。
シンスプリントなど足にトラブルがある方が選ぶべきインソール(中敷)は、この2つのどちらかです。
そして、「DSISソルボウォーキング」はとても分厚く、靴が窮屈になるため、今の靴のサイズに問題が無いなら「絶対に買ってはいけない商品」であると言えます。
補足:ヨドバシ.comでも扱っています
ちなみに、これまで紹介した商品は、ヨドバシ.comでも扱っています。以前の記事でも紹介したとおり、ヨドバシ.comは、シップ(湿布)を取り扱っていたり、スポーツ用品を取り扱っていたりもします。
ポイントが付いて、翌日に届くので、私は結構、ヨドバシ.comの方を使っています。