以前の記事でも紹介したとおり、私は抗うつ薬を「ジェイゾロフト」⇒「パキシル」に変更したことによって、「3年で約20kg」も体重が増加してしまいました。

そのことに気づいたのが、去年の11月。ちょうどその頃、「シンスプリント」というケガや「ヒザの痛み」などを発症したのです。
意外と体重増加に気づかない
私は10年以上もランニングをしていのるですが、シンスプリントにつながるような「オーバーユース」には、あまり心当たりがありませんでした。
ところが何気なく、近くの体育館にある体重計に乗ったところ、自分が80kgもあることに気づきました。
2年前くらいから体重増加は懸念していましたが、さらに1年で7kgも増えていたのです。
しかし、シンスプリントになるまで、急激な体重増加には気がつかなかったのです。
きっかけ良い先生との出会い
私の場合、「シンスプリント」がすぐに治りませんでした。
そのため、病院を整形外科から接骨院に変更してみました。
その接骨院の先生が非常に親切で、私がシンスプリントになった原因が体重増加であることをちゃんと受け止めてくださり、シンスプリントの治療だけでなく、ダイエットについてもアドバイスを下さったのです。
秘訣!週2~3回のスロージョギングが効果的
その先生の指導のもと、私はダイエットしながらシンスプリントの治療もするという大変難しいことに挑戦しました。
その先生の指導によって行ったダイエット法は以下のとおりです。
- ファストランニングからスロージョギングへ
- つまり、短い距離を速く走るのではなく、長い距離をダラダラと
- ランニングの頻度は週2~3回程度へ
とても理にかなった方法
まず、「短い距離を早く走るのではなく、長い距離をダラダラと」という方法ですが、もともと短い距離を早く走るよりは、長い距離をゆっくりと走る方が、効率的なダイエットができるそうなのです。
さらに「シンスプリント」になるとダッシュとジャンプはNGです。脚に大きな衝撃がかかることはNGなのです。
ダッシュができないので、おのずとスロージョギングしかできなかったのです。そういった点でも、とても理にかなったダイエット法でした。
毎日のランニング・ジョギングは逆効果
私はストイックな性格なので、連休があると毎日走っていました。
しかし、ダイエットについて言えば、毎日走ることは逆効果になるそうです。
毎日走ると、以下のような現象が起こるようです。
- 筋肉疲労が多くなりそれが脂肪燃焼の妨げる
- オーバーワークになり筋肉量が低下する
つまり、良いことは何一つないようです。
もちろん薬の変更が大前提
以上のように、スロージョギングを週2~3回続けることで、2.5kg/月のペースで順調にダイエットが成功しました。

ただし、私のように薬(抗うつ薬)で太った場合は、もちろん最初にやるべきことは薬の変更です。薬が影響が出ている間は、何をやっても痩せません。
私の場合は、急激な体重増加だけでなく、シンスプリントというケガにもつながりました。もっと早くパキシルをやめていれば、今大変後悔しています。
ちなみに、2.5kg/月のダイエットは結構順調な方だと思います。