ZAMST(ザムスト)SP-1のデメリット
以前の記事ではZAMST(ザムスト) SP-1 すね用サポーターには以下のようなデメリットがあると書きました。
- 効果が確約できない(合わない人もいる)
- 1脚で安くても約3,000円
- つまり、2脚で6,000円~7,000円の出費になる
しっかりとした休養が大事
ですから、しっかりと休養を取れば、大体1ヶ月くらいで治るケガです。
しかし、何らかの事情で競技を続けないといけない人もいます。そうした人たちはテーピングなどの装具を活用して競技をすることになります。
テーピングは消耗品
これも繰り返しになりますが、テーピングは消耗品です。
ですから、使った分のお金は返ってきません。
またシンスプリントの患者は両脚ともケガを負っている場合が多いです。
ですから余計にテーピング代がかさんでしまいます。
テーピングのデメリット
シンスプリントのテーピングの場合、以下のデメリット・注意点があります。

- 左右で均等な力でテーピングをする必要がある
- 足裏からすねのほぼ全体をテーピングするので、使う量が多い
- 強い力で引っ張りすぎると、足首が固定され過ぎて、捻挫になる可能性もある
以上の点を解決する装具が、ザムストAS-1なのです。
アーチリフトはテーピングと同等以上
テーピングのひとつの目的として土踏まずのアーチを維持することにあります。
いわゆる「アーチリフト」です。
実はこのアーチリフトの効果に関して言えば、AS-1はテーピングと同等以上の効果があります。
たかが機能性ソックスと言えど、実際に履いている感じは、まさにテーピングをしている時と同じか、それ以上にアーチが保護されている感じがします。
そして何といっても、走っている時の痛みが確実に低減します。
AS-1のメリット
こうした確実なアーチリフト効果の他にAS-1には、以下のようなメリットもあります。
- 使い回しができる(使い捨てでない)
- 左右均等な力でアーチリフトができる
- 足首が自由になり、走りやすい
また、ZAMST(ザムスト) SP-1 すね用サポーターに比べて安く、1つで2足分用意できるのでコスパもかなり高いと思います。
患部の圧迫も有効
ただし、私の場合はAS-1以外にも使用しているサポーターがあります。
それはザムストLC-1です。
「シンスプリントに圧迫は有効ですか?」というサイトによると
シンスプリントになってしまった場合には、
圧迫は常に考えておいてほしい治療テクニックのひとつです。
と記載されております。
またそこのHPでは「シンスプリントにLC-1が有効であること」も書かれています。
また「シンスプリントが治った?」というブログでは、LC-1のお陰でシンスプリントが治った可能性があることを取り上げています。
患部の圧迫にはLC-1
実際にLC-1の圧迫力はすごいです。ですから履くときは結構大変ではあります。
私の場合は、AS-1の方が効果を実感しましたが、走るときはいつもAS-1とLC-1を装着しています。今のところ痛みはかなり低減して快適に走ることができています。
HA-1シリーズはシンスプリントに効果なし
ザムストでは同じ機能性ソックスとしてHA-1シリーズを展開しています。
これらも土踏まずのアーチをサポートしてくれますが、AS-1と比べて、そのサポート力には雲泥の差があります。
ザムスト公式HPには
足底のパフォーマンス維持に
-クッション性重視のスタンダードタイプ-
と記載があります。
私も「クッション性重視」というフレーズに惹かれ、HA-1ショートを購入したことがありますが、結論を言うと、シンスプリントには効果がありませんでした。
SP-1も良いけど
前述のとおり、シンスプリント用のサポーターZAMST(ザムスト) SP-1というものがあります。
結果的には私には合わなかったので、コスト的に大変痛手を負ってしまいました。
AS-1とLC-1両方揃えても3,000~3,500円程度でしょう。
一方SP-1は両方揃えると6,000~7,000円くらいします。
AS-1は確実なアーチリフト効果があります。
LC-1は患部の圧迫効果が見込めます。
テーピングに嫌気が差している方は、AS-1とLC-1の組み合わせを試してみる価値はあると思います。