ソルボの選び方 ランニングシューズ編



以前の記事では、ソルボシンスプリントの痛みを軽減し、治療も早める効果も予想できると書きました。

しかし、ソルボは、種類が多くありすぎて、何を買ったらいいか分かりにくいというデメリットも指摘しました。

ただし、ランニングシューズ用という点では、選択肢は2つだけです。


ソルボランニング
DSISソルボランニング
ランナーの必需品。走りやすく、トラブルを軽減
ランニング専用インソールの表生地として開発されたハイゲージシンカーパイルが足底マメを防ぎ、3つのアーチを支えて効率よく安定したフォームで長時間走ることができるDSISインソールです。疲れと足のトラブルからランナーを守るので、競技選手から健康志向の方までランナーの必需品としてご愛用いただけます。


ソルボランニングエア
DSISソルボランニングエア MEN’S
走りやすさと快適性を、徹底的に追求しました
長時間のランニングでもずっと軽やかに走りたい。そんなランニング愛好家の願いに答える『軽量』『通気性』『衝撃吸収』にこだわったランニング専用インソール。毎日欠かさずランニングをされる方におすすめします。

結局、私は両方買いましたので、両者の性能を比較しながら、どちらがおすすめかを書いていきたいと思います。

重さはさほど変わりない

まず両者の違いのひとつとして上げられるのが、重さです。メーカーに問い合わせたところ、MEN'SのMサイズでいうと、両者の重さは以下のようになります。

  • DSISソルボランニングエア Mサイズ 片足 46g
  • DSISソルボランニング Mサイズ 片足 57g

約10gの違いです。確かに走る前は重さの違いを感じました。しかし、一度走るとこの10gの違いはほぼ影響がないと感じました。

言い換えれば、ソルボランニングの方が、10g重いからといって疲れやすかったり、遅くなるなどのデメリットは生じなかったということです。

※大体、ランニングシューズ標準のインソール(中敷)が片足、20g前後なので、どっちにしても、ソルボは重いのです。

通気性もほぼ変わらない

DSISソルボランニングエアでは『通気性』をうたっています。
確かに、DSISソルボランニングエアの方が、さらさらとした感じがします。

しかし、だからといって、ソルボランニングが蒸れるかというと、そんなこともありません。『通気性』に関しては、ほんの少しだけ、DSISソルボランニングエアの方が勝るという感じでした。

ただ、それも誤差の範囲だと思います。

違いは衝撃吸収の仕方と走りやすさ

『重量』でも『通気性』でも両者には大差がないとなると、われわれは何を基準に選択をすればいいのでしょうか?

それはやはり「衝撃吸収性能」と「走りやすさ」を基準に選ぶことになります。

衝撃吸収材の違い

両者の大きな違いは、かかと部分の衝撃吸収材の違いです。

ソルボランニング

 
 
DSISソルボランニングのかかと部分は一般的な「ウレタン素材」です。


ソルボランニングエア
 
 
一方、DSISソルボランニングエアのかかと部分は「ソルボセイン」でできています。


一見すると、「ソルボセイン」でできている、DSISソルボランニングエアの方が、衝撃吸収力に優れているように思えます。

でも実際に履いてみると、そうでもないのです。

総合的な衝撃吸収力は互角

確かにインソール(中敷)単体の衝撃吸収性は、DSISソルボランニングエアの方が圧勝です。しかし、あなたしっかりとした(1万円半ば以降クラスの)ランニングシューズを履いているのなら、総合的な「衝撃吸収性能」はほぼ互角と言ってもいいと思います。

もちろんソルボランニングのかかと部のクッション材は、貧弱であると言わざるを得ません。しかし、それがかえって、総合的な衝撃吸収力を互角にさせています。

ランニングシューズ自体にもクッション性がある

ミズノのランニングシューズを例にします。
ランニングシューズには、シューズそのものにそれなりのクッション性能が備わっています
ミズノで言えば、「ミズノウェーブ」です。

ウエーブライダー19
画像出典:ウエーブライダー19

これはクッションと同時に、反発力も返しくれる。優れものです。

DSISソルボランニングの場合、インソール(中敷)自体の衝撃吸収力がそれほど強くないので、着地時の衝撃がアウトソールの「ミズノウェーブ」に到達します。そのため、「ウレタンのクッション力」+「ミズノウェーブのクッション力」が加算されます

一方、DSISソルボランニングエアはインソールの「ソルボセイン」がかなり衝撃吸収力が高いため、着地の衝撃が、「ミズノウェーブ」まで到着しません

ソルボランニングの方が走りやすい

ですので、総合的な衝撃吸収力には大差がないといえるのです。

シューズ本来のアウトソール性能を活かすかどうかということは、シューズからの「反発力」をもらえるかどうかにも関係します。

そのため、DSISソルボランニングエアの方は確かに衝撃吸収はするが、蹴りだす時の反発力があまり得られません
ですから、「ボソボソ、ベタベタ」とた感じで、あまりリズムよく走ることができませんでした。

一方、ソルボランニングは、アウトソールと一体となって衝撃吸収もするし、「反発力」をもらうことができ、リズムよく走ることができるのです。

シンスプリントへの効果も互角

私は、諸事情によりシンスプリントを走りながら治すという決断をしました。
そのとき、最初にやったことのひとつがインソール(中敷)をソルボに変更することでした。

ソルボに変えることで、走っているときの痛みも半減し、翌日の痛みを半減しました。
私は、DSISソルボランニングDSISソルボランニングエアの両方で走ってみましたが、シンスプリントに対する効果は、はっきり言って同じでした。

ですから、走りやすさを走る楽しさを優先して、DSISソルボランニングを使うことになりました。

結論:まず買うべきはソルボランニング

以上、長々となりましたが、値段もDSISソルボランニングエアの方が値段が高いということも考えれば、まず最初に購入すべきは、ソルボランニングの方です。

ソルボランニングを購入して不満がなければ、あえてソルボランニングエアを購入する必要は全くありません。

最後に個人的にな意見ですが、「ソルボランニング」と「ミズノウェーブ」とのクッション性、反発力の相乗効果はとても快適です。ですので、特にミズノユーザーの方には、ソルボランニングの方をおすすめします

ヨドバシ.comでも扱っています

ちなみに、今回紹介した商品は、ヨドバシ.comでも扱っています。以前の記事でも紹介したとおり、ヨドバシ.comは、シップ(湿布)を取り扱っていたり、スポーツ用品を取り扱っていたりもします。
ポイントが付いて、翌日に届くので、私は結構、ヨドバシ.comの方を使っています。

結論:追記

すっかり失念していましたが、今年の1月頃メーカーに両者の違いについて質問していました。メーカの回答は以下のとおりでした(一部抜粋)。

クッション性を求めるのであれば、ソルボランニングになります。
軽さと通気性を求めるのであれば、ソルボランニングエアを
お選び頂ければと思います。

実際、両方使い比べた者の感想としては、このメーカーの説明通りだと思いました。

多分こういう基準で選ぶのが一番賢明だと思います。

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