ゴミWindows 10とITマフィア、マイクロソフトとの決別、Linux(ChaletOS)への移行を決断した経緯

私は2年毎にメインPCの買い替えしています。ちなみにPCは10年以上前からThinkPad一筋です。

ウルトラベイの廃止

現在使用しているメインマシンはThinkPad T530です。

thinkpad-t530
出展:ThinkPad T530 ノートパソコン - 堅牢性に優れた、ハイパフォーマンスノートノートパソコン| レノボジャパン

ThinkPadのTとWシリーズ(過去の一部Rシリーズ)には「ウルトラベイ」という「着脱可能なドライブ」システムが採用されていました。

セカンドHDD
光学ドライブを取り外して、HDDと手軽に換装可能 出展:購入したデジモノの価格とレビュー» ブログアーカイブ » ThinkPad T420sのHDDをIntel SSD 320に換装

このシステムのお陰で、例えば、使用頻度の少ない光学ドライブは普段外しておいて、空いた所に、2つ目のハードディスクを「非常に簡単に」、「ケーブルレス」で増設することが出来たのです(セカンドHDD)。1つの筐体の中に2つ目のハードディスクを「ケーブルレス」で収められることは「省スペース化」にも繋がっていました。

※もちろんハードディスクを増設するためのアダプターは必要です。


※必ず型番との相性の確認は必要。

セカンドHDDはT540、T440まで

まるで自作PCのように簡単に、ハードディスクが増設ができる。ユーザーの希望どおりに簡単にカスタマイズ出来るのが、ThinkPadの魅力の1つでした。

薄型・軽量化という迷走

一連の製品の中で注目している製品は「ThinkPad T460s」だ。従来のT450sに対して10%の薄型化と15%の軽量化を果たしており…

ASCII.jp:レノボがThinkPadを刷新、注目は薄型・高拡張性のT460sより引用。

確かにThinkPadは、他のノートPCに比べ厚くて重いです。しかし、だからと言って、大画面の14型(T450・W450以降)、15型(T550・W550以降)も薄型、軽量化する必要があるのでしょうか?

百歩ゆずっても、一体この世の中の誰が、大画面、特に15型のノートPCを気軽に持ち出して使うのでしょうか?

光学ドライブが非搭載に

この薄型・軽量化への転換によって、ウルトラベイシステムは廃止となってしまいました。なおかつ、今後のT・Wシリーズ(Pシリーズも)には、光学ドライブさえ搭載されなくなってしまったのです。

thinkpad-t470s
光学ドライブが物理的に搭載出来ない程の薄さに 出展:ThinkPad T470s | 最新プロセッサー搭載 14.0型 ハイパフォーマンス・スリム・モバイル・ノートブック| レノボジャパン

これにより、T・W・Pシリーズでは光学ドライブとハードディスクを換装することが「物理的に」不可能になってしまいました。これによって他社ノートPCのように、HDDの増設は「USBケーブル」などの「外付けで」、という何とも情けない事態になってしまったのです。

yonezawa
出展:ThinkPadの米沢生産モデル | レノボジャパン

薄型・軽量化と引き換えに「ケーブルレス」、「省スペース性」が失われたのです。ThinkPadのデザインコンセプト、松花堂弁当機能美を忘れてはいませんか?

OSがWindows10 Homeだった

残念ながら最近のThinkPadには言いたいことはまだまだあります。が、ボヤキはここまで。次回購入予定のマシンに対する「主な」要望は以下の3点でした。

  • 光学ドライブがある
  • 15.6インチモニター
  • モニター解像度1920×1080

光学ドライブを重視していますが、もちろんCD、DVD等を使いたいからではありません。

光学ドライブのスペースさえあれば、ウルトラベイが無くても、無理矢理、光学ドライブをはぎ取り、HDDと交換する事が出来るからです

そのためのパーツはeBayで売っています(入手済)。

2nd-HDD-caddy-e560
出展:2nd Hard Drive HDD SSD SATA Caddy For Lenovo ThinkPad E555 E550 E560 UJ273 DVD | eBay

以上の3条件を満たすのは、ThinkPad E550以降のシリーズだと分かりました。しかし、私が次に購入したいE560に導入されているOSは、「Windows 10 Home」だったのです(その次のE570からはProが導入)。

E560の初期導入OS
出展:ThinkPad E560 製品仕様書 | Lenovo | 日本

Windows 10の本当の狙い

Windows 10は勝手にUpdateされ勝手に再起動される。勝手に再起動されることでデータが消えてしまうこともある。聞いただけでもゾッとします。それでも、Pro版の場合は、「アクティブ時間」を設定することで、ある程度(執筆時点では最大12時間)は、自動アップデートを「阻止」することは出来るようです。

アクティブ時間
出展:Anniversary Updateの累積的アップデートでトラブル発生・・・驚きもしない自分が驚き?:なんとなく綴ってみた

しかし、Home版では「アクティブ時間」の設定は出来ません。奴ら(M$)の暴挙を「阻止」する術が無い、非常に「無防備」で、非常に危険なOSなのです。間違いなくWindow 10 Homeは「生物史上」最凶なOS、サイバー凶器、マルウェアでしょう。

ですからHome版だけは絶対に、絶対にいや絶対に、使いたくありませんでした。このことがLinuxへの移行を真剣に考えるきっかけとなったのです。

Android、iOSの真似をしたかっただけ

話はそれます。が、重大な話です。実は私はうつ病罹患者です。2016年末に病状が再悪化したため、退職を余儀なくされました。

それ以降、時間が出来たので、何でマイクロソフトは、Windows Updateを悪用し執拗にユーザー環境を弄くり回し、あたかもユーザーを支配したがるのか、推測してみました。恐らく以下の事がしたいのだと素人ながら考えました。

  • 意地でも「bing」を使わせて、少しでも広告収入を得たい
  • Windowsストアによってあらゆるデジタルコンテンツ(音楽、ゲーム、電子書籍)売って儲けたい(もうそうなり始めている?)
  • 強制的にWindowsストア経由でないと、コンテンツを購入できないOSに仕立てたい
  • そのためには将来的にマイクロソフトアカウトが無いと利用できないOSにする
  • 最悪の場合、Windowsストアアプリ以外はインストール、利用出来ないようにする危険性も十分あり

結局は、マイクロソフトの言う「Windows as a Service」とは、端的に言えばPCでAndroidやiOSの真似をすることだと思いますOS(Windows 10)と「Windowsストア」を強固かつ排他的に連携させて、「Googel Play」、「App Store」と同じような独占的なマーケットに成長させる。そして、そこでの売買やマージン等によって儲ける事を目的としているのだと思います。

2016スマホのシェア
Windows PhoneのシェアはBlackBerryと合わせてもたったの0.3%(赤線部分)出展:Androidスマホのシェアが87.5%の独占状態。Windows Phoneはほぼ姿を消す - PC Watch

Windows Phoneが笑っちゃうほど大コケしているだけに、大惨敗のWindows Phoneではなく、自分達が圧倒的にシェアを握っているPCを舞台にして、Android(Google社)やiOS(Apple社)と同じビジネスを展開する。単にそのためだけのフレームワーク。それがWindow 10だと推測しました。もともとセキュリティとかユーザーの使い勝手なんて二の次なんですよ。

ストア以外から入手したアプリを「禁止する」新機能

そう推測していたら、2月28日に実際、「次期Windows 10に、ストア以外から入手したアプリを「禁止する」新機能 ~既存のWin32アプリに大きな影響 - PC Watch」というニュースが飛び込んできました。

ストア以外のアプリ禁止

思った通りでした。クズな会社です。やり方も非常に汚いです。ITマフィアです。

しかし、中でも、何で最悪の事態、ストアアプリ以外を「禁止する」という機能を真っ先にアナウンスしたのでしょうか?意味不明です。でもこれで、マイクロソフトがやりたかったことが明らかになったと思います。

かなり深刻でセンセーショナルなニュースだと思うんですが、なぜか全くと言っていいほど話題になっていません。不思議です。非常にきな臭く不穏な情報なのですが。

世界規模の詐欺

近年、「振り込め詐欺」に代表される「特殊詐欺」の被害が増大しています。特殊詐欺にはいくつか典型的な特徴があります。

  • うまい話である(無償でアップグレードできる)
  • 期限を示す(2016年7月29日まで)

うまい話
出展:高齢者詐欺・トラブルを防ぐ。さあ、あなたの出番です! - Yahoo! JAPAN 特別企画
ストップ詐欺被害!私はだまされない
出展:これまでに放送した内容(ストップ詐欺被害!私はだまされない)| NHK@首都圏

2016年の無償アップグレード事件は結局は、世界規模での「典型的」な詐欺だったんじゃないかと思います。Windows 10にしなかったWindows7ユーザーの中には、なんだか詐欺臭さ、胡散臭さを感じた人も多かったのでしょう。私もその1人です。

Macはハードの変更が必要

その選択は間違いでは無かったと思います。しかし、次のOSは何にするかという問題は残ります

ただし個人的にはMacへの移行はオススメはしません。

  • PC自体(ハード)の買い替えが必要
  • OS(ソフト面)だけでなく、キーボードレイアウトなど(ハード面のインターフェイス)も違ってくる

Windowsとは全く別のOS。もちろんソフト面での操作性は結構違います。

またMacへの移行はPC(ハード)の変更を伴います。一見地味なことですが、キーボードレイアウトの多少の相違も、Windowsユーザーを【かなり、いや相当】困らせると思います(私もそうでした)。

Macのキーボード
お手元のキーボードとの違いをご確認下さい。混乱なく使いこなせますか?出展:Apple Keyboard(テンキー付き - US) - Apple(日本)

マウスは一見1ボタンですが、一応右クリックはできるようです。それなら何で左右独立ボタンにしないんでしょうか?あとマウスホイールは?意地なんでしょうか?このマウスも慣れは必要でしょう。

Macのマウス
出展:Magic Mouse 2 - Apple(日本)

ハード面でのインターフェイスにも変更が生じるため、慣れるためのラーニング(学習)コストも相当かかると思います(特にキーボードの慣れが…)。総合的に見て、Windows→Macへの移行には金銭、時間的にも多大なコストがかかると思います。

Linuxはハードの変更が不要

一方Linuxは無償・タダです。OSの入れ替えだけなので、ハード面、キーボード配列なども変わりません。マウスも今までと同じ左右の独立ボタンが使えます

とは言えこちらもWindowとは別のOS。ディストリビューションによっては、やはりラーニングコストは掛かります。しかし、私が選んだ「ChaletOS」と、今回は選ばなかった「Zorin OS」(どちらもUbuntu派生)の2つなら、Windowsと操作性、インターフェイスにあまり違いはありません

Laptopmain-ChaletOS
出展:Download - ChaletOS

Screenshots - ChaletOSにて、いかにChaletOSがカスタマイズ性に富んでいるかご確認下さい。その後、Zorin OSのサイトを訪れると両者の違いが分かりやすいかもしれません。

Zorin-OS-12
出展:Zorin OS 12 Core and Ultimate Are Here: Our Biggest Release Ever | The official Zorin Blog

Windows7の次のOSは個人的にはChaletOSがオススメです。でなければZorin Osの2択だと思います。

Linuxへの移行なんてかなり大変なことだと思っていましたが、ChaletOSの場合、たったの2ヶ月強で大体理想とした環境を構築することが出来ました。本当に拍子抜けしました。

※もちろん事前調査や準備は入念にしました。

古い本ですが、以下の本がWindowsとLinuxの根本的な違い(Cドライブの有無等)を比較しながら、丁寧に説明してあると思いました。

Wine Application Databaseはまだ使えない

このように「Ubuntu(+Unity)」なのようなかなりの癖の強いOSではなく、ChaletOSという非常に取っ付きやすいディストリビューションを探せたことで、Linuxへの移行へさらに一歩前向きになりました。

Ubuntu_15.10_Desktop
出展:Ubuntu - Wikipedia

しかし、それでもこの段階ではLinuxへの移行を決断できませんでした。長年使用していたWindowsアプリケーションがLinuxのWine上でちゃんと動作するか心配だったからです。

ちなみに、有名なアプリケーションであれば、WineHQ - Wine Application Databaseの右上の検索欄にプログラム名を入力し検索することで、Wineで動作するかどうかのおおよその情報(Platinum、Gold、Silver、Bronze、Garbage)という評価情報は得られます。Platinumが最高→Garbageが最低です。

winhq-appdatabase

しかし、この情報に信憑性はあまりありません

  • あくまでユーザーによる動作報告(とユーザーによる主観的評価)に過ぎない
  • そのユーザーのディストリビューションと、Wineのバージョンの組合せに一貫性が無い。バラバラ
  • そのため、自分のディストリビューションでは使えない可能性も十分にある
  • 最もメジャーなUbuntu 16.04 LTSは2016年4月にリリースされたばかり
  • Ubuntu 16.04 LTS環境でのユーザーによる動作報告は今でもまだまだ十分でない

ChaletOSもZorin OSも「Ubuntu 16.04 LTS」がベースです。Ubuntu 16.04 LTSユーザーからの動作報告があるなら、おおよそそのソフトは使えるかどうかの推測は出来ます。

Ubuntu 16.04 LTSユーザーの動作報告が不十分

しかしUbuntu 16.04 LTSユーザーからの動作報告は、いくら待っても上がってきませんでした(2017年1月時点)。本当に困りました。

Linuxへの移行の際、基本的にはWineに依存しない。これが鉄則だと思います。つまり基本的にLinuxで代替ソフトがればそちらに移行することです。ですから前準備として代替ソフトの下調べも入念にしていました。しかし、以下のように代替ソフトが見つからない、または代用できても、全然機能が追いついていない物もありました。

  • foobar2000
  • Mp3tag
  • Exact Audio Copy
  • Player
  • Schedule Watcher
  • FitzNOTE

※Schedule Watcher、FitzNOTEといった「日本人向けソフト」はWine Application Databaseに載ることはまずありません。

これでは、ChaletOSに移行しても今までと同じ事、特に音楽鑑賞(Jazz)ができるか確信が持てませんでした。しかし、MacもWindows 10も絶対に有り得ない。もう逃げ道はありませんでした。

ソフトを精査する

そこで行ったのが、上述のソフトの再精査です。もう一度代替ソフトがないかの再調査と、クラウドサービスやCMSツールで代用できないかも見直しました。また、代替ソフトにおける多少の不便は妥協できないかも検討しました

その結果、foobar2000だけは代わりになるものはない、妥協できないとの結論に至りました。

ここで最も重要と再認識したfoobar2000がWineで使えなかったら、Linuxへの移行はとりあえず一旦保留にしようと考えました。

ChaletOSでfoobar2000は動作する

早速ChaletOSをインストールしました。結果、拍子抜けするほど簡単にfoobar2000はインストールに成功し、全くと言っていいほど、完璧に動作しています。

これでChaletOSへの完全移行、Micro$oftとの永久決別が確定しました。

Micro$oft-mini
出展:Microsoft CEO Admits That the Company Built More Devices Than They Could Sell | Tablet News

ちなみに前述のソフト、ChaletOS(64bit)での対応状況は以下の通りでした。◎○△☓の4段階評価です。

  • foobar2000→◎
  • Mp3tag→ChaletOSユーザーなら◎(詳しくは別の機会で)
  • Exact Audio Copy→○
  • Player→☓
  • Schedule Watcher→Google Calendarと同期機能は☓、それ以外は○
  • FitzNOTE→☓

私が人柱になります

WineHQ - Wine Application Databaseの情報は、流石に今年中には充実してくると思います。また、YouTube等でも情報提供が徐々に増えてくると思います。百聞は一見にしかず。YouTube等の情報の方が分かりやすいと思います。

しかし、ChaletOSという(今は)マイナーなディストリビューションとなると、参考情報は激減すると思います。ですから、私が人柱になります。

Wineを信頼していないので、ほとんどWineを頼っていませんが、ChaletOS上でのWindowsアプリケーションの対応状況を、分かる範囲で、今後随時のんびりとお伝えしようと思います。

ただし、私は相当変わり者なので、報告するWindowsアプリケーションは、相当マニアックになると思って下さい

※関連記事